ボタンを押すとランプが光り、他を選ぶと切り替わるスイッチ回路の作り方[コマンド解説 for1.8]【Minecraft】
配布ワールドやマルチプレイのサーバーで、「一つだけ選べるボタン」を見かけませんか?
RPG風マップで自分の職業を変更したり、PvPのフィールドを切り替えたり…
「ボタンを押した所のランプが光って他のランプが消え、何回でも選び直せる」
そんなよく見るレッドストーン回路の作り方と仕組み、コマンドを解説します。
目次
今回作る仕掛け(回路)はどんな物?
アドベンチャーマップの入り口や、PvPのサーバーにありそうな選択肢ボタン。
ボタンの上にレッドストーンランプがあり、押せば光るのですが…
▲このように、ボタンを押した後に他のボタンを押すと、ランプが切り替わります。
一つボタンを押すとそのランプが点き、他のランプが消える回路を作るのです。
この回路で使っているコマンドは2種類だけです。
レッドストーンブロックを撤去し、設置する。それだけです。
一つだけ選べて、何回でも選び直せるボタン回路の作り方
それでは、回路の作り方とコマンドを解説していきます。
回路の完成品はこちら。
どうです? とっても単純でしょ。それぞれのボタンから2つのコマンドブロックへ回路を繋げるだけです。
まずは回路を作りましょう。ボタンをいくつか用意して、そこからパウダーを伸ばします。
そして2つのコマンドブロックを設置、一つにはパウダーを乗せて、もう一つはリピーターで繋ぎます。
次に、ボタンの上にレッドストーンランプを設置します。
そして図のように紫色のガラスを、左端のランプから右端のランプまでの範囲に設置して下さい。
この紫のガラスの範囲が、ボタンを押した際にレッドストーンブロックを撤去/設置する範囲になります。
「X」のコマンドブロックには、以下のコマンドを入力します。
「X」のコマンドブロックに入力するコマンド (ボタンを押したら実行)
/fill 始点の座標 終点の座標 stained_glass 10 replace redstone_block 0
fillコマンドで、最初に周辺のレッドストーンブロックを一斉除去します。
上図の「始点」から「終点」までの範囲にあるレッドストーンブロックを、紫のガラスに置き換えます。
この「replace」機能は、こちらの記事で解説したように、置き換えるブロックを後に追記します。
次に、リピーターの先の「Y」のコマンドブロックに入力するコマンドを解説します。
「Y」のコマンドブロックに入力するコマンド (Xよりちょっと遅れて実行)
/setblock 赤石ブロックを設置する相対座標 redstone_block 0
setblockコマンドを使って、紫のガラスがある範囲に赤石ブロックを設置します。
「赤石ブロックを設置する相対座標」はどう書けばいいか、表でまとめました。
「Y」から見て、紫のガラスがどこにあるか | コマンド内の相対座標 |
---|---|
ガラスが北にある場合 | ~ ~1 ~-3 |
ガラスが南にある場合 | ~ ~1 ~3 |
ガラスが東にある場合 | ~3 ~1 ~ |
ガラスが西にある場合 | ~-3 ~1 ~ |
これらの「X」と「Y」のコマンドブロックを、ボタンの数だけ用意すれば完成です。
ボタンの数を増やす時はfillコマンドの範囲も増やさないといけない、という点に注意して下さい。
最後に、ボタンを押した時に実行したいコマンドを設定します。
例えばscoreboardの数値を設定したり、天候を決めたり… 色々なことができます。
いかがでしたか。色々な場面で使って頂ければ幸いです。
「これはどうするの?」などコメント待ってます。
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