時間と天気を変更するコマンドの使い方 (初心者向け)【Minecraft】
まさかマイクラPE向けのコマンド解説記事を書く時が来るとは…! ということで私による初めてのPE向けコマンド解説です。
今回は「時間を変更する」「天気を変更する」コマンドの使い方を解説します。 例えば一瞬で昼にしたり、一定の時間だけ天気を雷雨にしたり…特にクリエイティブで作業するなら必須のコマンドです。パパパッと覚えて今日からガンガン使いましょう!
- マイクラPE 0.16アップデート内容まとめ▼
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http://doanryo.com/wp/pe-update-016/
目次
まずは設定画面で「チート」をONにしよう
これから解説するコマンドは、言い方を変えれば一種の「チート」です。マイクラPEでは、コマンドは最初から使えるようにはなっていません。設定を変えて使えるようにする必要があります。
これからワールドを作成する場合は、ワールドを作る時の設定でチートをONにしましょう。
既に遊んでいるワールドでチートをONにするには、ゲームメニューの設定→チートをONにしましょう。
注意! チートをONにするとそのワールドでは実績解除ができなくなります。クリエイティブモードでも実績解除は出来ないので、実績解除したいならチートOFFのサバイバルモードで遊ぶしかないのです。
時間を自由自在に変更する「time」コマンドの使い方
時間の数値を指定して変更する「set」モード
作業してたらいつの間にか日が暮れちゃった! ベッドを使わずに、時間を朝にしてみましょう。そんな時に活躍するのが「time」コマンド。
チャット画面を開いて、以下のコマンドを入力します。端末にキーボードを接続している場合は、いきなり/キーを押してもコマンドを入力できます。
- 時間を朝にするコマンド
- /time set 0
▲スラッシュを忘れずに入力しましょう。
時間を設定する時は/time setと入力し、加えて「0」~「23999」までの数値を入力して数値を指定します。(24000以降も入力できますが、24000=0なので結局0~23999の数値を入力するのと同じ結果になります)
例えば以下のように入力すれば、正午や黄昏時(というか日が沈む時間)に変更できます。
- 例: 時間を正午にするコマンド
- /time set 6000
- 例: 時間を日が沈む時間にするコマンド
- /time set 12000
どんな数値を入力すればいいのかわからない、という方は▲の画像をご覧下さい。(タップで拡大できます) 日の出の時間が「0」で、正午が「6000」、日の入りが「12000」、真夜中12時が「18000」です。「24000」と入力すれば、また日の出に戻ってくるわけです。
また、/time set dayと入力しても朝にすることが出来ます。「day」は数値の「1000」と同じ結果になります。また、/time set nightと入力すると夜になります。この場合は数値の「13000」と同じ結果です。
他にも、「noon」は「6000」、「midnight」は「18000」、「sunrise」は「23000」と同じ結果になります。
時間をちょっとづつ進める「add」モード
「時間をちょっとだけ進めたい」時ってあるじゃないですか。そんな時はいちいち数値を調べて入力せずに、「add」モードで時間を進めましょう。
- 入力した数値の分だけ時間を進めるコマンド
- /time add 時間の数値
▲スラッシュを忘れずに入力しましょう。
コマンドの最後の時間の数値の部分には、「500」などの数値を入力します。これは先ほど画像で解説した「マイクラ内の時間の数値」で、「マイクラの一時間=1000」「マイクラの一日=24000」なわけです。マイクラの一日はリアルで20分。つまり「リアルで1秒=20」ですから、1、2桁の数字を入力しても全然時間は変わりませんよ!
ちなみに/time add 24000と入力すると、太陽と月の位置はまったく変わりません。
天気を自由自在に変更する「weather」コマンドの使い方
晴れ/雨/雷雨 それぞれに天候を変更するには
お待たせしました。ここからは「天気を変更するコマンド」、つまり「weatherコマンド」を解説していきます。…といっても、このコマンドはめちゃくちゃ簡単。
- 天気を「晴れ」にするコマンド
- /weather clear
- 天気を「雨」にするコマンド
- /weather rain
- 天気を「雷雨」にするコマンド
- /weather thunder
▲昼でもかなり暗くなり、敵がスポーンするので注意。
雪を降らせるにはどうすればいい?
あれ、”雪”は?
…とお思いの方も多いはず。よく勘違いされるのですが、/weather snowと入力しても雪は降りません。じゃあどうやって雪を降らせるかと言いますと…
答えは簡単。雪が降るバイオームで、/weather rainを実行するだけです。残念ながら、雪が降らないバイオームに雪を降らせる事はコマンドを使っても不可能なのです。
決めた長さだけ天気を変えて自動で戻すには
私自身、今知った機能なのですが(恥ずかし…)「天気の継続時間を指定する」ことができるんです。
- 指定した長さだけ天気を変更するコマンド
- /weather 天気の種類 継続時間
▲「天気の種類」には「clear/rain/thunder」のいずれかが入ります。「継続時間」には、timeコマンドのように時間を表す数値を入れます。入力した数値÷20=リアルでの継続時間です。
▲/weather thunder 100を実行するとこうなります。5秒経つと元の天気に戻ります。
例えば/weather rain 24000を実行すれば、一日中雨を降らせることも可能です。
晴れ←→雨の切り替えが面倒なら「toggledownfall」コマンドを使おう
いちいち/weather clearとか打つのが面倒な方におすすめなコマンドがあります。それは/toggledownfallです。このコマンドを実行すれば、晴れ←→雨と交互に天気が切り替わります。(雪の降るバイオームでは晴れ←→雪)
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